花山多佳子さんの歌集「晴れ・風あり」より印象に残った歌の中から10首。 猫がのどを鳴らすやうなる声に鳴きし今朝の鴉のこころを思ふ 枝豆を茹でたる匂ひがくらやみに悪意のごとく残りてゐたり 夜の雨はまなこを浸し鼻を浸し溺れさうなり自転車を漕ぐ 山上…
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